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「崩れないベースメイク」は簡単に作れる!ポイントは保湿とファンデーション

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気温も高くなり、夏に向けての季節も進みだしましたね。こうなってくると、気になるのが「メイクの崩れ」です。「皮脂テカ崩れ」に「乾燥崩れ」…メイクの崩れにはさまざまありますが、実はどれをとっても、その崩れの大きな要因となるのが「肌の保湿不足」なんです。

今回は、夏の暑い日でもベースメイクを崩させない保湿方法と、しっかりと肌に密着させるファンデーションテクニックをお伝えしたいと思います。

朝の保湿から勝負ははじまります

肌の水分が不足すると、肌は「うるおいが足りない!」と慌てて皮脂を分泌します。肌ってとっても賢いんです。夏の暑い1日、朝のしっかりとした保湿を心がけるだけで、メイクの崩れは数段に改善されます。そこでおすすめの保湿方法が、コットンを使用した「ローションパック」になります。

ローションパックのやり方

1)まずは市販のコットンを小さく折りたたみます。(6センチ×7センチくらいのサイズが使いやすいです)

2)コットンに化粧水がひたひたになるまで、しみ込ませます。

このとき、使用する化粧水はあまりしっとりとしたタイプのものではなく、サラッとした質感のものがおすすめです。サラッとした化粧水はしみ込みやすく、ベースメイクの邪魔にもなりません。たっぷりと使いたいので高価なものではなく、しっかりと量をのせられる以下のような大容量タイプのものがおすすめです。

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3)仕込みこませたコットンを一度元通りに広げます。

4)コットンを4~5枚に薄く割きます。コットンを薄くすることで、肌に密着しやすくなります。

5)薄く割いたら、頬・額・鼻筋・口周り・あごなど、主要箇所にはりつけます。
※1~2枚あれば、全顔に使えます。

6)3分ほどのせたら顔からはがして、顔に残った水分を手のひらでしっかりと肌に密着させてください。

あまり長時間パックを行うと、せっかく肌をうるおした水分が乾いたコットンに移ってしまうので注意してくださいね。

ローションパックを行うことによって、しっかりと肌を柔らかくし、その後に続くスキンケアアイテムの浸透を促してくれます。また、皮膚の温度を一時的に下げることで、ベースメイクアイテムを肌に密着させ、崩れを防ぐ手助けをしてくれます。

メイクを崩れさせたくない日はもちろん、毎日朝晩のスキンケアタイムにこのローションパックを追加するのもおすすめです。

夏場でも保湿クリームを

夏場には、汗や皮脂の崩れを気にしたり、ベタベタするからといった理由で、スキンケアアイテムから保湿クリームを省かれる方がとても覆いのですが、それがかえってメイク崩れを引き起こす要因にもなり得ます。

上記でお伝えしたように、肌の「保湿不足」が乾燥崩れや皮脂テカ崩れを引き起こします。

せっかく、ローションパックや美容液などでケアをしても、水分の多いこれらのアイテムは蒸発しやすいものです。スキンケアの最後には、少量でもいいので必ず保湿クリームで肌表面に蓋をしてから、メイク下地へと移行してくださいね。

ナチュラルエレメンツで保湿クリームとしておすすめなのが、バランシングゲルになります。

バランシングゲルはオールインワン化粧品なのですが、一般的なオールインワンゲルよりもテクスチャーが濃厚なので、保湿クリームとして使われているお客様も多くいらっしゃいます。3種類のヒト型セラミドを配合しているほか、プロテオグリカン、多彩な植物エキスなどが1本に凝縮しています。

肌に密着させる伸ばさないファンデーションテクニック

リキッドファンデーションにしても、クッションファンデーションにしても、崩れないベースメイクをつくるためには、絶対に「伸ばさない」ことが重要です。

ファンデーションを伸ばして塗ると、肌に密着せず、表面だけをカバーしている状態になります。つけたてはキレイでも、時間が経つと毛穴に落ちたり、汗や皮脂などでドロドロに崩れてしまうという悲しい結果に。

また、伸ばして塗ることによって、ファンデーションのポイントが顔の外側につくられてしまいます。そうなると、顔全体が面積だけ強調されてしまい大きく見えてしまいます。ファンデーションの基本テクニックは、伸ばさずに、優しく入れ込むことが正解です。

ファンデーションを顔の中心に、外側にほぼのせないことで、小顔効果と自然な立体感、ベースメイクにメリハリをつけてくれます。頬や額は内側から外側にかけて、徐々にうすくなるようにのせます。額は、肌トラブルのない方は、ほぼ眉間のみでも良いくらいです。

よく動く目もとや口もと、皮脂の出やすいTゾーンなどは、のせすぎず、うっすらと少量のファンデーションを入れ込んでください。ファンデーションを伸ばすことを封印して、ファンデーションを入れ込むテクニックに変えるだけで、メイク崩れは格段に変わりますよ。

パウダーはベースメイクの要です

ベースメイクの最後は、必ずパウダーで蓋をしてください。最近のメイクはツヤが好まれる傾向がありますが、やはりリキッドタイプのファンデーションだけで終わらせてしまうと、夏の暑い時期にはメイク崩れを招いてしまいます。

肌にベタつきのある箇所から、メイクの崩れは広がります。また、ベースメイクアイテムのなかでは、このパウダー状のものが一番、紫外線を跳ね返す効果があります。ベースメイクの最後には、必ず軽くでもパウダーをのせるようにしてくださいね。

おわりに

「保湿」は肌にとっても、「崩れないベースメイク」にとっても、とても重要なスキンケアになります。そして、この保湿ケアと肌に入れ込むファンデーションテクニックを使えば、この夏は怖いものなし!

毎年、ベースメイクの崩れにお悩みの方は、一度ぜひ朝のスキンケア時のローションパックを取り入れてみてください。そして、「伸ばす」ファンデーションテクニックから「入れ込む」テクニックに挑戦してみてください。

汗をかいても崩れない、皮脂や乾燥にも負けない、無敵のベースメイクを手に入れることができますよ!

山田 麻衣子

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【メイク講師、美容のプロを育てる専門家】京都にてメイクスクール『Make-up Atelier Ma*Vie(マヴィ)』を経営。「100人女性がいれば、10...

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