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あれ?汗でまゆげが消えている…1日美眉を保つテクニック

この記事は約 625 秒で読めます。

日に日に気温も上がり、「暖かい」から「暑い」に気候が変わっていく中で、女性のメイクのお悩みと言えば、「メイク崩れ」ですね。

皮脂テカ崩れ、乾燥崩れとさまざまな要因から引き起こされるベースメイクの崩れですが、すべての根本には「保湿」が深く関わっているということは、周知の事実となってきました。

しっかりと朝から保湿をされることで、ベースメイクの崩れは劇的に解消されます。しかしながら、「メイク崩れ」の中でもお悩みの多い、気が付けば「眉がなくなっている問題」については、保湿とはまた違う観点からの解消法が必要となってきます。

汗をかいても皮脂が出ても、1日美しい眉をキープできるテクニックやアイテムをご紹介したいと思います。

眉は顔の額縁!理想的な形とは?

眉はお顔の額縁と言われるくらい、顔のパーツの中では大切な要素です。その中でも特に「眉尻」は、その人の「意志」を表すと言われているんですね。眉尻がなくなるということは、意志がなくなるということ。決して消えてはいけない部分です。

まずは「眉」の理想の形について、見てみましょう。

1)眉頭の位置は目頭の延長線上あたり

左右の眉頭が近すぎると、少し神経質そうな印象に。また離れすぎると、のんびり・おっとりとした印象になります。

2)眉山の位置は黒目の外側延長線上あたり

眉の中では、この眉山の位置が非常に重要になります。この位置が外側にずれている方がとても多いのですね。眉山が外側にズレればズレるほど、正面から見た際に、お顔は平たくのっぺりとして見えてしまいます。またお顔の面積が大きく見える要因にも。

眉を描く際は1番に、正しい「眉山」の位置を取るところからスタートです。

3)眉尻の長さは小鼻と目尻を結んだ延長線上

ただし、この眉尻の長さに関しては、現在のトレンドから言うと、少し長めに仕上がってしまいます。お若い方ですと、老けた印象にもなりがちです。

また、顔の横幅の狭い方や目幅の大きい方など、長さを出し過ぎることで、顔の第一印象がとにかく「眉が長い!」とう仕上がりになってしまいます。

顔の大きさや目幅、年齢やトレンドなども考慮しながら、ご自身の目幅よりは少し長めに描くことが理想です。現在で言うと、口角と目尻を結んだ延長線上くらいがトレンドですね。

また眉尻はご自身の「耳の穴」を目指して角度を取られると、横顔も美しい印象になります。

4)眉頭と眉尻の下線の位置

眉頭と眉尻の下線は同一線上か、もしくは眉尻の方が少し上にあるくらいがベストです。眉尻が下がらないように注意をしましょう。

5)太さには強弱をつける

最近では、ストレートラインの眉型がここ数年人気を保っていますが、その中でも強弱は必要です。眉頭から眉尻までを同じ太さで描いてしまうと、メリハリがなくあか抜けない眉になってしまいます。

ストレートラインの中でも、眉頭~眉尻にかけて徐々に細くメリハリをつけることで、こなれ感のあるトレンド眉に仕上がります。

まずは理想の眉をイメージし、ご自身の顔が一番美しく見えるような理想の眉を描くことが大切ですね。

眉を描く前の下準備がモチをよくする

さてここからは、1日美しい眉を保つためのテクニックに入ります。朝の状態の眉を保つためには、土台となるベース作りがとても大切です。

近頃では、「ツヤ肌」が人気となり、パウダー自体を全くのせない方も多いのですが、眉を描く土台となる部分にパウダーをのせていないと、油分ではじき「消えやすい」状態を作ってしまいます。

ベースメイクの段階で、眉部分にはお粉をしっかりとのせて、サラサラに仕上げておきましょう。

そして眉を描く際に、余分なお粉をスクリューブラシなどで払えば、描きやすくするための下準備の完了となります。

落ちにくい・消えにくいアイテムの活用

眉をキープするためには、アイテム選びも重要です。

リキッドタイプのアイブロウライナーを使用する

汗や皮脂にも強く、1日眉をキープしてくれるアイテムです。眉全体に使用するのではなく、「毛」のないところ=消えやすいところに使用することで、よりナチュラルで肌になじむ質感に仕上がります。

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アイブロウ専用のトップコートを使用する

普段通りに描いた眉の上から、アイブロウ専用のトップコートをふんわりと重ねます。速乾性のあるものが多いので、すぐに描いた眉をキープしてくれ、1日ヨレることがありません。

特に、のせた箇所がテカらないタイプのものが、より自然でオススメです。

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ドラッグストアやバラエティストア、100円均一など、お手頃価格で手に入りやすいものが多いので、一度お試しください。

描いた眉の上からパウダーでフタをする

眉を描いたあとに、上から透明タイプ(ルーセントタイプ)のお粉で軽く押さえます。ベースメイクと同じく、パウダーでフタをすることで、崩れにくさを防止してくれます。

夏の暑い日、たくさん汗をかいて、皮脂を押さえて・・・ふと鏡を見ると、「眉毛がなくなってる!」というご経験。眉メイクをしている方なら、少なからずともおられるであろうと推測します。こんな顔で外を歩いていたのか、といつから眉尻がなくなっていたのかとても落ち込みますよね。

今年の夏こそ1日美眉をキープ。上記のポイントやアイテムをご参考に、眉メイクをお楽しみになってくださいね。

山田 麻衣子

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【メイク講師、美容のプロを育てる専門家】京都にてメイクスクール『Make-up Atelier Ma*Vie(マヴィ)』を経営。「100人女性がいれば、10...

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